1910年、今から100年以上も前に考案・販売されるようになり、親しまれている「鶴の子」
鶴の子は、博多の銘菓であり、博多駅で販売されたお土産菓子の第2号といわれています。
そんな鶴の子から、
石村萬盛堂「小ぶり鶴の子」
の紹介です!
今回は、小ぶりということで、本来の鶴の子よりも1個1個が少し小さめで、箱ではなく袋包装タイプです。
「大昔、絵文字を使っていた頃は「鶴」をこんな感じの絵で表していたのかな」
と、勝手に思っている私。
石村萬盛堂さんの100年の歴史がこの鶴からも伝わってくるような気がします。
この6個入りの鶴の子、石村萬盛堂さんのHPを拝見させてもらったんですが、6個入りという商品が見当たりませんでした。
スーパーの九州特集に合わせた特別仕様なのかもしれません。
鶴の子独特な箱を手にすることができなかったのは残念ですが、こんな形で出会えるなんて夢にも思っていなかったので、九州特集をしてくれていたスーパーに感謝です。
ひとつひとつが和紙のような包み紙で包まれていて、小さく点の入った模様が、昔ながらの和紙のイメージを作り出しています。
日本本来の優しさが伝わる個装ですよね。
写真ではわかりにくいかもしれませんが・・・
本当に表面がツルツルで、スクイーズのようなプニュプニュ感があり、触り心地の良さにびっくりしました。
大福やお饅頭ではなく、和菓子でもないマシュマロのような柔らかい生地。
でも、石村萬盛堂さんの原点は、和菓子屋さんです。
正直に言うと、鶴の子の生地、想像がつかなかったんです。
開けた瞬間、マシュマロのような甘い香りがふわっと漂ってきて「あっ!マシュマロ!」と思ったのが、正直な感想です。
楽天の石村萬盛堂さんのショップに、和菓子にも洋菓子にも含まれない「鶴の子」というカテゴリーがあるのも頷けます。
ナイフで切るのに手こずるんだろうなと思ったんですが、スーッとナイフが入り、弾力感が半端でないので、しっかり元に戻ってくれました。ほっと一安心。
私の切り方が下手で切り口が雑になってしまいましたが・・・
生地は卵白、餡は卵黄を使用していて、見た目も原料のままに、完熟と半熟の中間に作られた、ちょうどいい加減のゆで卵みたい!
さて、みなさんお待ちかねの実食です!
見た目・触感のままに、本当に柔らかい食感で、口の中に入れた瞬間に、すぐに溶けてしまいます。
まさにマシュマロで、最初はまったく味がわからず、後からマシュマロの甘味が口の中に広がったと思ったら、黄身餡の甘味が、後から後から追いかけてきます。
甘いんですけど、生地も黄身餡も、優しさを感じる少し控えめな甘さなので、食べやすかったです。
黄身餡だけを食べてみたんですが、生地と一緒に食べた時には想像がつかないくらい濃厚で、白あん独特な甘味がしっかりありながら、黄身の効果なのか、少し素朴な感じのする味だなという印象です。
ただ、後に残らない甘さで、これが甘さ控えめといわれる理由なのかなと感じました。
マシュマロも餡も大好きな上2人は大絶賛!
マシュマロは好きだけど餡よりもチョコレートが好きな下2人は、
「今度、中がチョコレートのやつ買って!」
と、大騒ぎです・・・
【商品名】石村萬盛堂「小ぶり鶴の子」
【発売日】1910年頃より原型になるものが開発されたようです。
【内容量】6個
【限定区分】定番
【アレルギー物質(27品目中)】わかり次第更新いたします。
【カロリー(1個当り)】45kcal
【名称】菓子
【注意点】
黄身餡を使っているので和菓子になるんですが、マシュマロということで、洋菓子のカテゴリーにも入れさせてもらいました。
わが家の感想は・・・
上2人・・・大絶賛
下2人・・・絶賛
私・・・マシュマロは得意ではないけど、食べられる
上1人+下1人+旦那・・・マシュマロ自体が苦手
という結果でした(^^)/