1970年10月、山崎製パンの子会社として「ヤマザキナビスコ株式会社」という会社名で設立し、ライセンス契約の打ち切りなどのさまざまなドラマを経て、2016年9月「ヤマザキビスケット株式会社」(YBC)と社名変更したヤマザキビスケットさん。
当時、ニュースでもかなり話題になっていたので、知っている人も多いのではないでしょうか。
当時、「商品がなくなる」「製造する会社、国自体が変わる」ということで、売り切れ続出していて、なかなか買えない時期がありましたよね。
苦境を乗り越えたヤマザキビスケットさんから、すぐにルヴァンが発売され、ホッとしたのを覚えています。
とってもかっこよくて、尊敬しちゃいました。
そんなヤマザキビスケットさんから「ノアール」が発売されたのは、すでに一昨年になりますが、2017年12月。
オ○オの後継者として、約1年で急成長を遂げているのを、みなさん知っていますか?
実は、現在、ノアールのみの表記以外に「ミルククリーム」や「バニラ」と書かれているものもあるんですが、全部で8種類の形で販売されていて、さまざまな形で楽しむことができるんです。
すべてを集めることはできなかったんですが、とりあえず半分以上の5種類みつけることができたので、紹介していきたいと思います。
・ノアール(9枚×2パック入り)とハンディ―パック(9枚入り)
これぞ、まさしくヤマザキビスケットさんが新しく開発したノアールの原型。
フランス語で「ノアール(Noir)=黒」という意味があり、厳選したブラックココアパウダーを使った、真っ黒なクッキーの色や味といったノアールの特徴から名付けられたそうです。
追記:
9枚×2パック入っているんですが、その1パックのみの「ハンディ―パック」での販売もあり、1人で食べる時や「ちょっとだけ食べたい」時、又は「これから食べてみたい」という人には便利ですよね。
外装は、18枚入りは袋、9枚入りは箱になっていますが、内装は、下写真にある内装で、どちらも同じものでした。
※ハンディ―パックは、まだみつけることができていません。
【発売日】
・ノアール
2017/12/01 デイリーヤマザキなどの一部店舗で先行販売
2017/12/04 全国販売
・ハンディ―パック・・・2018/06/18
【アレルギー物質(27品目中)】小麦、乳、大豆(卵使用製品と同一設備使用)
【内容量】18枚(9枚×2パック)→(1パック(9枚):標準95.4g)
・ハンディ―パック・・・9枚(標準95.4g)
【カロリー(1パック当り)】475kcal(1枚当り:10.6kcal)
写真右が9枚入った1パック分。
ノアールには、中央に「YBC」と書かれていて、その周りに「さくら」ですかね?
お花が円を描くようにデザインされていて、ブラックココアクッキーなのに、ちょっと和の雰囲気もあるデザインです。
・ノアールミニサンドと4連ミニサンド
小さな小さなかわいらしいノアールがいっぱい入った「ノアールミニサンド」。
小さな子どもでも食べやすい大きさで、パクッと口に1枚入れることができるので、仕事中や勉強中などにもとっても便利です。
また、4連パックになったミニサンドも販売されていて、食べきりサイズになっているのが嬉しいところ。
子どもに1袋ずつ渡すと、食べすぎ防止にもとっても便利なんですが、これもまだ、みつけることができていません。
【発売日】・ミニサンド→2018/02/12 ・4連→2018/04/05
【アレルギー物質(27品目中)】
小麦、乳、大豆(えび、かに、卵使用製品と同一設備使用)
【内容量】・ミニサンド→65g ・4連→20g×4袋
【カロリー(1袋当り)】・ミニサンド→322kcal ・4連→100kcal
そのまま小さくなっただけといえばそうなんですが、中央の「YBC」の文字が、1枚1枚、アルファベット1文字「Y」「B」「C」が別々に入っていて、合わせると「YBC」になるようになっています。
写真右は、ノアール原型なんですが、並べてみると、全然、大きさが違いますよね。約4分の1くらいでしょうか・・・
不思議なのは、ミニサイズを食べた時に、なぜか物足りなさを感じること。
「いっぱい入っているんだから、次々食べればいいじゃん!」
と思うんですが、そうじゃないんです。何か、口の中が物足りなく感じるんです。1口が大きすぎるんですかね?(笑)
この物足りなさは、食べてみないとわからないかも(笑)
・ソフトクッキー<バニラ>
ザクザク食感が特徴のノアールが、ふんわり柔らかな「ソフトクッキー」になってしまったのは、2018年3月。
ザクザクな食感が苦手な人でもノアールの美味しさを楽しめることができ、まだ固いものが苦手な小さな子どもでも、食べやすい仕上がりになっています。
「バニラ」という味わいのネーミングがついていて、「宇治抹茶」と同日発売になりました。
【発売日】2018/03/12
【アレルギー物質(27品目中)】小麦、卵、乳、大豆
【内容量】10個(1個:標準14.0g)
【カロリー(1個当り)】65kcal
通常ノアールとの厚みの差を見てください!
大きさはそれほど変わらないんですが、ノアールの特徴ともいえるザクザクのブラックココアクッキーを膨らませて、ふわふわのソフトクッキーにしたような雰囲気です。
「YBC」の文字やお花の絵柄などは描かれていないんですが、コロンとした姿がかわいらしいですよね。
・スティック<バニラ>
「ノアールが棒状になっちゃった!」
と、1番びっくりした形がこの「スティック<バニラ>」。
ふわふわなノアールも意外性がありますが、丸い形が特徴だと思っていたのに、スティックですよ!
改良に改良を重ねて、おいしさを追求しているのが伝わってくるようです。
「バニラ」という味わいのネーミングで、「ソルティーナッツ」と同日の2018年7月に発売されました。
【発売日】2018/07/09
【アレルギー物質(27品目中)】小麦、卵、乳、大豆
【内容量】12本(6本×2パック)→1パック:標準31.8g
【カロリー(1パック当り)】153kcal(1枚当り:5.3kcal)
これが噂の「スティック<バニラ>」です。
通常ノアールと比べる必要はないほどに、形が違いますね。
真っ黒な棒状のココアスティックの中には、最初から最後までしっかりとバニラクリームが包まれていて、「食べやすい」「持ちやすい」タイプのノアールで、不思議感いっぱいです。
クレープ生地のようにサクサクしていて、ザクザクのノアールとふわふわのソフトクッキーの中間クラスの食感が、心地よかったです。
棒状になっているので、子どもも大人も、とっても食べやすいですよ。
・クランチチョコレート<バニラ>
残念ながら、まだ1度もお目にかかったことがない「クランチチョコレート<バニラ>」を、とうとう発見しちゃいました!
これ、食べてみたいんですけど、私の探し方が悪いのもあると思うんですが、まったくみつけることができず・・・
とりあえず、調べてみつけた情報からいくと、
「クランチチョコレート<バニラ>」が発売されたのは、「キャラメル」と同時に2018年9月に発売されました。
ノアールの特徴でもある丸い形ではなく、トンネルのような形をしていて、外装でノアールだとわかっても、クランチチョコを見ただけでは、ちょっと雰囲気が違いすぎますよね。
【発売日】2018/09/17
【アレルギー物質(27品目中)】小麦、乳、大豆(卵使用製品と同一設備使用)
【内容量】12個(個包装)
【カロリー(1個当り)】50kcal
クランチされたココアクッキーがバニラクリームと混ざり合っていて、チョコレートでコーティングされています。
見た目からいくと、少し柔らかめなのかなと感じますが、ノアールのザクザク食感が保たれていて、ノアールにはない、チョコの旨味も楽しむことができるので、ノアールが「もう少し甘味があってもいいのに」と思う人や「少し硬いんだよね」という人には、ぜひ試してみていただきたい1品です。
チョコレートでコーティングされている分、手が汚れてしまうという欠点がありますが、個装になっているので、袋を持ったまま食べれば、手を汚さずに食べることができるので、安心してください。
・薄焼きサンド<ミルククリーム>
スーパーで見かけた時、薄焼きタイプのノーアルだと気づかずに、
「なんで、同じ枚数の箱タイプと袋タイプがあるんだろう?
9枚1パックでは多い人用に、3枚1パックのものを販売しているのかな?」
と、勘違いしていた私。
よく見ると、パッケージ右上にしっかり「薄焼き」と書かれているんですよね。
「ノアール薄焼きサンド<ミルククリーム>」は、単品での販売だったようです。
【発売日】2018/09/017
【アレルギー物質(27品目中)】小麦、乳、大豆(卵使用製品と同一設備使用)
【内容量】18本(3本×6パック)→1パック:標準19.2g
【カロリー(1パック当り)】97kcal(1枚当り:32.333…kcal)
デザインと直径は変わらず、この薄さ!
ブラックココアクッキーが約半分くらいの厚みしかありません。
こうして見ると、描かれている絵柄の浮き出しも、全体と同じ比率くらいで薄くなっていますね。
「薄くなっただけで、同じでしょ?」
と思っている人も多いような気がするんですが、これが不思議と全然違うんです。
ザクザクのノーアルがサクサクとしていて、同じサクサクでも「スティック<バニラ>」ともまた違って、意外にも、私のノアール1番のお気に入りになりました。
味わい的には、みなさんが知っているどれもおいしいノアールです。
正直に言うと、オ〇オとさほど変わりないのかなと思っていたんですが、若干、ココアの苦味と甘味のバランスが取れた日本人向けの味わいになり、ミルク感がやさしくなったような気がして、すぐに切り替えることができましたよ。