夏に嬉しい「冷やしても凍らせてもおいしい♪」チョコレートとして、10枚ルックから「ルック2<ひんやり塩アイス食べくらべ>」が新発売になりました。
今回の2種の味わいは、塩バニラと塩キャラメル。
この2種類、違うのは味わいだけではありません。
塩バニラには、フランスロレーヌ産岩塩を使い、塩キャラメルには、イタリアトスカーナ産岩塩を使って、塩アイスを演出しているという贅沢ものなんです。
さらにおもしろいのが、今回のルック、バニラクリームをミルクチョコレートで包み込んでいるというベースは、2種ともに同じなんです。
塩バニラには塩キャンディパウダーを使い、塩キャラメルには塩キャラメルソースを使って、この2種の味の違いを表現しています。ここからは想像ですが、その食感も、キャンディパウダーとソースという素材の違いで表現しているのかな?という印象です。
そして、今回は、2種類の違った岩塩を使っているということで、それぞれどのような特徴があるのか調べてみました。興味のある方がいたら、後述するので読んでみてくださいね。
【商品名】不二家「ルック2(LOOK2)ひんやり塩アイス食べくらべ」
【発売日】2019/07/02(火)
【買った値段(コンビニ)】税込130円
【アレルギー物質(27品目中)】乳、大豆
【内容量】12粒(1箱:標準43g)
【カロリー(1箱当り)】259kcal
【名称】チョコレート
【注意点】
・卵、小麦、落花生を含む商品と同じ製造ラインで作られています。
卵、小麦、落花生アレルギーの方はお気を付け下さい。
・酒精飲料が使われています。
大丈夫かと思いますが、お子さんやアルコールがとても弱い人、妊婦さんなどは、お気を付け下さい。
・注意点に入るかどうかわかりませんが、カロリーがあくまでも1箱あたりの推定数値です。粒数が決まっているということで、1粒あたりのグラム数とカロリーを計算してみました。
1粒当たりのグラム数 43(g)÷12(粒)=3.583…g
1粒当たりのカロリー 259(kcal)÷12(粒)=21.583…kcal
左側が塩アイス、右側が塩キャラメルですね。
半分こになっていて、どっちが何味なのかわかりやすい内装なんですが、よく考えたら、外箱もそうですが、どうして青なのでしょう?岩塩だからですかね?
内装を開けると、塩キャラメルの香りを強く感じます。
チョコレートの内装を開けたはずなのにしょっぱいというのも、なんだか不思議な感覚です(笑)
ここからは、別々に感想を書いていきたいと思います。
・塩バニラ
とにかく塩っ気がすごくて、内側が真っ白。どこに塩キャンディパウダーがあるんだか・・・
こうしている間にも、塩のしょっぱさに香りだけで負けてしまいそうなくらいで、チョコレートやバニラクリームが完全に負けている気がします。
食べてみると、見た目にはわからなかった塩キャンディパウダーのプチプチという食感をはっきりと感じて、とにかくしょっぱいです。
ミルクチョコレートとバニラクリームの濃厚な甘味も感じるんですが、岩塩という塩味の旨味が主役で、他は脇役として主役を引き立てている印象です。
しょっぱいと不思議と冷たく感じるから不思議なもので、しっかり塩バニラアイスを表現していると思います。
ちょっと塩味が強過ぎるかなという感じもしなくもないですが、おつまみ的な感覚で、お酒がほしくなる味わいかな。
わが家の感想は・・・
子ども1人+私・・・絶賛。もう少し甘味がほしい。
子ども3人・・・大人の味。
旦那・・・バニラ味のチョコ自体が苦手。
という結果でした(^^)/
・塩キャラメル
塩バニラと違って、見た目にはっきりと塩キャラメルソースが入っているのがわかりますね。ナイフを入れると、とろりと少しずつ流れ出てきていて、写真を撮るのに少し焦ってしまいました。
塩キャラメルもなかなかな塩っ気を感じますが、食べてみると、塩味の他にキャラメルのほのかな苦味と香ばしさがあって、まろやかな塩味といったところでしょうか。
岩塩の塩味とキャラメルの苦味のダブル主役を、ミルクチョコレートとバニラクリームのダブル準主役が引き立てている雰囲気で、岩塩が独走している感じではなく、すべてが絡み合って、すべての旨味を感じることができました。
塩バニラほどの冷たさを感じることができず、塩キャラメルアイスというよりも塩キャラメルという印象ですが、私的には、塩キャラメルの方が断然、好きかな~。
わが家の感想は・・・
子ども1人+私・・・絶賛。少ししょっぱい。
子ども2人・・・大人の味。
子ども2人+旦那・・・キャラメル自体が苦手。
という結果でした(^^)/
2商品ともに、これから来る暑い夏、塩分補給と疲労回復、同時に取り入れたい時には最適かなと思いますが、塩味に強い人向けのチョコレートかなと思います。
さて、ここで前述したフランスロレーヌ産岩塩とイタリアトスカーナ産岩塩の特徴です。
・フランスロレーヌ産岩塩
フランスロレーヌ産岩塩は、さらさらしているのが特徴で、しっかりした塩の旨味があるので、少量でも料理全体の旨味を引き立ててくれるほどの深い旨味があります。
ロレーヌは、フランス北東部のドイツ、ベルギー、ルクセンブルグとの国境にある地域を指し、州として存在する場所ではありません。海がないこの地域ですが、2億年前、この地域は海だったとされ、1855年に発見されて岩塩をとるようになって以来、掘り続けられています。
・イタリアトスカーナ産岩塩
・イタリアトスカーナ産岩塩は、固まりにくいという特徴があり、ソースなどに溶かして使う時にとても便利な岩塩で、まろやかな旨味があります。
トスカーナは、イタリアの中部にあたる州で、ティレニア海にあるトスカーナ群島がありますが、イタリア産トスカーナ産岩塩は、そこではなく、約600万年前は海だったとされるヴォルテッラというおだやかな丘陵地帯の地中から採られる岩塩です。
同じ岩塩でも、採れる場所によって特徴が違うんですね。
普段、何気なく使っている食塩ですが、いろいろな場所で採れた塩を使ってみるのもおもしろいかもしれないですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)/